テレビの感想文
テーブル席に向かい合って座る2人。沈黙が流れたあと、

「あの手紙、お父さんやろ?」

「なぜ電話に出ない」

「ごめん…」

「いろいろ調べさせてもらった」と父親。テーブルの上に置かれた父親のスマホ。路上や、フラの店内でバイト中の幸子の写真が。
おそらく、あの探偵が撮った写真。

それを見て「キモッ」と幸子。

「キモ。父親に向かって、キモはありえんな」

父親、説教を始める。
「儒教の徳目のひとつに、孝というものがある(ここから長いので、省略)わかるだろう」

言われた幸子、

(ぜんぶ聞き取れたのに、ひとつもわからんかった)

心の中で、バッテリィズのネタの、エースさんみたいになる。

「バイト暮らしのその日暮らし。毎日恥ずかしくないのか」

(私毎日楽しいよ。楽しかったらそれでええやん)

心の中では言えるけど、口に出して反論はしない幸子。

この、幸子の父親、ずっとしかめっ面で、威圧感がある。何か言い返したらさらに怒られそうな雰囲気があって、黙って話聞いていたほうがいいな、と思わせる人だな。
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