ワケあり同士による華麗なる政略結婚





あいつが会社に来ている、、?








何故かは分からないが、1時間も前に来ている。

それならば何故ここにいない?







『それでアイツを何処に通した?ここには来てないようだが。』

「それが、、副社長がお迎えに来られるまで受付でお待ちするようにお伝えはしたのですが資料室へ行くと仰って制止を振り切りお一人で、、。」

『資料室、、?何故あそこに?第一あいつはこの会社の資料室なんて用も無ければ、場所も知らないだろう。』

「資料室に向かわれた理由は分かりませんが、場所は秘書の澤村さんに聞いているとおっしゃっておりました。」

『澤村、、、?』











そこでいくつかの疑問が生まれる。







あれだけ急ぎの用がない限り、ここには来るなと念を押しておいたアイツがここへ来たのか。

何故資料室へ向かったのか。


そして何故アイツと澤村が連絡を取り合ったのか。








澤村は美麗の事をよく思っていない。

寧ろ俺が唯一大事にしているアイツを恨んでいる筈だ。








『っ、、まさかっ!おいっ!!!!それどれくらい前の話だったか?!?!』

「い、1時間ほど前だったかとっ、、!」

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