執事の君に愛されて……
「私ーーーー?
本当ーー?」


私は、自分に自信がない。
お嬢様育ちで、世間知らずーーーー周りの人がなんて言ってるか、ぐらい把握してる。

まだ、社会人成りたて。
不安の方が、強いーーーー。


泣き虫だし。

「あー、やっぱりそうなんだ!
つか、ちゃんと守れよ!
襲われてたんだぞ?」


明石さん、余計なことを。
って言うか、確信してました!って大人の反応に少しムカついた。


「気づいてたんですか⁇
なら、なんであんな不安になる言い回し「仕方ないじゃん、悔しかったから。

なんか、一目惚れした見たい。

萌ちゃんにーーーー」



フッ、と笑って
まるで、面白がってる瞳を睨んだ。


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