今の君を僕は知らない
「二人で帰るの初めてだね(笑)」


緊張し過ぎて、俺何話したらいいのか

わかんない…


「そうだね(笑)あんまり話したこと無いもんね。」



あれ?


一瞬、彼女の顔が凄く寂しそうに見えた気がしたけど…


気のせいか…





「あれ?理斗じゃん!」


靴を履き変えようとしていると


下駄箱近くの階段から聞き覚えのありすぎる声がした。



「楓まだ居たんだ。」



そういえば、昔もこんなタイミングで来たな楓…



「私も今帰るとこなんだぁ」


勢いよく階段を降りて、楓も靴を履きかえようとしている。



「そうなんだ」



そんな楓を見つめている莉子ちゃん…



「杉浦くん、やっぱり一人で帰るね!また明日ね」



そう言い残して莉子ちゃんは帰って行った。



「あれ?私なんか悪いことした?」



「ん?いや別に…」



あぁ…せっかくの仲良くなれるチャンスが…






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