Ignition
「申請型にするといいかもしれませんね。予定を入れたい人がタイムテーブル上の空き時間を見て、通知付きで予定を申請。

受け取った側がそれを承認すると、自動でタイムテーブルに予定が書き込まれる。承認前の予定も全員に公開しておけば、受信電話でアポイントをとらないといけない時にも便利です」

一旦企画を持ち帰るまでもなく、ここで詳細まで全てが決まってしまいそうな勢いだ。急いで書き留めて、坂巻は一呼吸した。

「なるほど。みんなで書き込める手帳みたいな雰囲気のアプリになりそうだね。これは新井さんだけじゃなくて、総務部のみんなも喜びそうだ」

「じゃあ月間スケジュールと、切り替え式でデイリースケジュール、ファッションコーディネートはアイコンで常にどこかに表示されるようにしておいて、そこからクローゼットに飛んで色々遊べるかんじかな? コメントできるところもあったほうがいいね。俺、今からUIデザインやるー」

優月は既に頭の中に構図を思い描いているようだ。
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