エレディンの乙女と青龍の守護者
「驚くことはない。
上とここでの違いは、聞いた程度には知って、、
お前、降りてきて何も食っていないのか?!」
「いえ!そうでは、、ないですが、、」
カティナはずいいっと男の身体から自分の身体を引き離した。こうすることでやっと男から離れることができた。
「ん?」
男はわざとらしく眉を上げて見せた。
「私をどうするのですかー、、」
男の燃えるような赤い瞳をじっと見据える。
男の眼差しが急に艶を帯びたように見えた。
カティナは慌てて視線をそらせていた。