エレディンの乙女と青龍の守護者

赤い炎に、対照的なウェルロイドの顔が浮かぶ。


初めて会った守護者だからだろうか?
彼に女神さまの祝福を届けられないのが
残念なのだろうかー、、?



「私は、、」

「おい。」


急に視界が変わった。
ぐいぃっと額を押され、

「っ!」

上向きになったところに男の顔が迫っていた。

「おい。」

『あ!私ったら!』

じっと見つめる赤い瞳。

「おまえ今、私がいることを忘れていただろう。」

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