エレディンの乙女と青龍の守護者

そんなはずはない、
ここはウェルロイドの結界の中だ。
隣室にはウェルロイドがいて、
城内の警備の数も増やしたという。


ぽわっと窓の外が光った。
『明かり?』

ふっと消えた。
そしてまたぽわっとー、、

何かの明かりというには弱い。
小さく漂っては消えるを繰り返しているようだ。

『虫かしら?』

窓辺によると、やはり何か小さなものがきらきらと
瞬き飛んでいるようだ。
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