エレディンの乙女と青龍の守護者
「彼は私が欲しいと言ったけれど
無理に口づけしようとはしなかったわ!」

「思念体だから出来なかっただけだろう。」
ウェルロイドは当然のように言う。

「そ、そんなことは、、っ!」

「なぜそこまで抵抗する?

ただ一度の口づけだ。
それで貴女は守護が得られるのだ。


儀式はその後でもよいだろう。
今は状況がー、、」
なだめるようなウェルロイドの声。
深い緑の瞳がカティナを見つめ
彼女の身体をぎゅっと抱き寄せている。


「そもそも!
青龍の守護者は適任なのでしょうか!?」

ウェルロイドは眉間に皺を寄せた。
「何?」
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