エレディンの乙女と青龍の守護者

「あ、、っ!」
支えをなくした上半身が
それまで逆らっていたウェルロイドの腕に倒れこむ。
ウェルロイドのほうも、抱きしめているカティナの身体が急にしぼむような感覚に慌てて彼女を抱きとめた。


そう、彼女は縮んでいたのだ。
しかも急速に。

きゅぅー、、っと、、



脚も、腕もウエストも、
髪も顔も、
身体のサイズすべてが。
見る見る縮んでいく。


眼を見張るのはウェルロイドだけではない。
シロカも驚きで目を瞬かせる。
「カ、カティナ様?!
ウェルロイド様、これは一体?!」

「静かにー、、」

ウェルロイドの腕には
昨晩の幼な子の姿があった。
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