あなたが居なくなった日。
まだ時間は十一時を少し回ったくらいだと思うけどお母さんもお父さんも出かけた後で家には誰も居ない。
(まあ、居ないのは確認してたから当たり前なんだけど。そこはやっぱ確認を怠れないからね)
「おじゃましまーす」
「あ、はい」
あれ?
おかしい。
さっきまで全然なんともなかったのに家の中に。
家の中に入っただけなのに。
自分家なのに。
どうしよう?
招いた側である私が緊張してきた。