あなたが居なくなった日。

「で?昨日はどうだった?」

「へ?」

プリンを口に含みながら、雪を降らすことをやめてしまった薄墨色の空を見上げていると楓は何やら問いだしてきた。

「放課後。新田くんに会うのは久しぶりだったんでしょ?」

「ああ」

そのことか。

「ああ。って何よ?」

「昨日はね、会えなかったの」

別に隠す必要もないし正直に事実を告げる。

「会えなかった?どうして?」
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