あなたが居なくなった日。

ーーー

お弁当を食べ終わった私たちはそれを片付けると(私だけが財布を片手に)購買へときていた。

購買では二人揃ってプリンを購入した。

(くどいようだけど、買ったのはもちろん私だ)

「さっむ!!」

それを食すため教室に戻ろうと言う友を、せっかくだからと中庭へ連れ出したのだ。

「まあまあ。年に一度くらいなんか良くない?

雪の中でプリンって言うのも」

「ごめん。私にはその感覚は全然分からない」

雪の積もった中庭があまりにも寒すぎて、私の言葉はすぐさま一蹴されてしまう。
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