*・。ALICE。・*



「そぉいうアミはどうなわけ?」

     




いきなり核心に衝かれたからか
        



アミは動揺し始めた。

    



「えぇ?!ぁ、あたし?えっとぉ・・・」


     


親友のこんなわかりやすい反応に
   



気づかない人なんて居るのだろうか?
     



居るとしたらよっぽどのバカだろう。
         
      




さすがにあたしだってそこまで
        



バカじゃないし、
  



そっとしといてあげようなんて思えるほど
         



大人でもない。

       




「誰か居るんでしょ!」

       




アミはさらに顔を俯かせた。
< 6 / 38 >

この作品をシェア

pagetop