*・。ALICE。・*
「そぉいうアミはどうなわけ?」
いきなり核心に衝かれたからか
アミは動揺し始めた。
「えぇ?!ぁ、あたし?えっとぉ・・・」
親友のこんなわかりやすい反応に
気づかない人なんて居るのだろうか?
居るとしたらよっぽどのバカだろう。
さすがにあたしだってそこまで
バカじゃないし、
そっとしといてあげようなんて思えるほど
大人でもない。
「誰か居るんでしょ!」
アミはさらに顔を俯かせた。