*・。ALICE。・*


「ぅん・・・」




アミにとって精一杯の一言なんだろう。




覗き込んでみると




顔を真っ赤にしているアミ。




「で、誰なの?」




率直あたしの質問。





いくら真剣な顔をしようとしても、




どうも顔の筋肉が緩むようで仕方なかった。






どうしても気持ちが表情に出てしまうのだ。





親友のいつもとはちがう




女らしい姿に





つい笑いが込み上げてくる。
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