一期一会
「なんだ、元気じゃん」

私の食べっぷりを見た中原君は呆れ顔。

「すいません……」

やっぱり彼は心配していたみたいで、申し訳ない気持ちでいっぱいになり謝った。

「顔色も良くなったし安心した」

中原君は呆れた顔から柔らかい笑顔を見せる。


ドクンッ!


その瞬間、胸の奥から大きな音を感じた。


一瞬前までは申し訳ない気持ちだったのに、今は違う感情が心を支配している。

彼の笑顔を見ると、なぜか動悸が速くなる。

その時、彼と私の視線が絡まった。

更に動悸は速くなる。

それなのに目が離せなくてーーーーえ?

その時、気付いた。

彼の瞳に映っている頬を赤らめている私に……




「あ」
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