生きろ、私
あれから何回死のうと思ったか。

あの人のいない人生なんて、要らない。

私なんか、いてもしょうがない。

でもね。全部貴女が止めてくれるの。

「かーたん? どちたの?」
赤ちゃん言葉で、死のうとしている私を止めようとするの。

「いか ない で え」

その言葉を聞くと、馬鹿らしくなって。


何度も何度も泣いて、抱きついたね。


ごめんね。
弱い母親で。

貴女のために生きなくちゃ。
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