ようこそ、恋愛指南部へ!
第一幕

一歩、踏み出す勇気




「あり得ないっつーの!」


私の叫び声が教室いっぱいに響き渡った。 

正確に言えば、教室というより部室な気もするが…


とにかく、意味が分からない。


私も状況がさっぱりできていないが、今読み始めたばかりの読者様はもっと分からないだろうから

とりあえず、数十分ほど前に遡って説明しようと思う。






遡ること少し前。

6時間目の授業が終わり、いつも通り帰ろうとしていた私。


時は7月初旬。

あと1週間後には期末試験を控えている。

テストの成績は中の中、悪くもないが良くもない、そんなところ。


運動神経も普通。

際立ってできると言う事もなく、運動音痴というほどでもない。


その他副教科に関しても、普通。
5段階評価の3がもらえる程度のセンス。


芸能人や漫画や小説の主人公みたいに顔がかわいい!ということもない。

何の取り柄もない、女子高生である。


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