ようこそ、恋愛指南部へ!
「うっす!一護先輩マジで頭もいいっすもんね!オレも負けてられねぇや!」
頭いいのあんた!?
今日はほんとに驚かされてばかりだ。
いや、昨日もだけど。
この男が私の目の前に現れてからというもの、ろくなことがない気がする。
「勉強見てほしいなら、テスト期間中だけじゃなく毎日部室に来ることだな、ドブス」
「ぷっちん」
深水家代々伝わる奥義……
「志乃エクスプロージョン!!!」
「だから効果音を喋るなって……うわっ!?」
説明しよう。
困ったときは志乃エクスプロージョンである。
この奥義を使うことで、小説の場面つなぎ、展開移行、また恋愛フラグも尽くへし折ることができ……
とにかく、あらゆる事態に対応できる秘策である。
まぁ何が起こったのかは読者様の想像にお任せしよう。
……決して作者が丸投げしたわけではないので誤解しないように。