年上様は行動で示すタイプです
授業が終わりに近づいたことに気づき自然と体を身構える。


一つ深呼吸をして、教卓に立つ教師を眺める


教師は一つ咳払いをして「これで今日は終わり」と言って授業を終了させると同時にチャイムがなる。


チャイムが鳴ると教室のドアが開き高身長の男子生徒が入ってきた。


片手にコンビニ袋を持ち身を固めていたが、その抵抗は無駄になった。


男子生徒はいつものように私の手を握り教室の外まで引っ張り出しそのままいつもの屋上に向かう。


これがのいつものお昼休みの始まり方。


大胆というか荒々しく迎えに来るこの男子生徒は星野春樹。


三つ年上で一応幼馴染のこの人はよくわからないことばかりするので正直困っている。



< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ラットラズベリー

総文字数/3,475

恋愛(ラブコメ)4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「オタクとは付き合えない」 中学の卒業式 3年間ずっと片思いしていた相手に告白したところこっ酷く振られてしまった坂野絵里。 トラウマと共に復讐心が芽生えふった相手に復讐を誓うがなかなか上手くいかない。 「俺が女っての教えてやろうか?」 オタクのくせに妙な色気のある年上の親戚に 「僕はいつだって坂野さんの味方ですよ」 いつでも優しい同級生のオタクくん。 私は復讐するからほっといてくれ!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop