覚悟はいいか!【完結しました】

反省しろ!





「いってらっしゃい」

「優………ありがとうね」


朝、8時半
美幸にちゃんと朝ごはんを食べさせて見送った
さぁ、私の勝負はこれから

私も用意をして、今から行くことを隆也と誠さんにメッセージを送ったら二人とも直ぐに返信がきた
よしよし、隆也、ちゃんと起きてるな

誠さんが言ってくれたのだろう
隆也だって美幸が私の所に来た時点で今日私が行くことは感付いていただろう
まぁ、何よりあいつは誠さんと言う大きな味方を得てる



「おはよう」

「おはようございます、サンドイッチ作ってきました食べませんか?」

「助かる、腹へってた」


これは私がいつ来るかわからずにコンビニにも行けなかったパターンかな?
美幸を送り出してから行くとしか言ってなかったから


「すみません、ちゃんと時間伝えてれば良かったですね」

「いや、昨日は隆也が酔ったからコンビニにも寄れなくて優のメッセージまで寝てたから」

「隆也は?」

「ちゃんと起きてるよ」


私は靴を脱いで中に入った
テーブルに座っている隆也に"おはよう"と言えば緊張した声で"おはよう"と返ってきた

少し疲れた様子の隆也に胸が痛い


「サンドイッチ食べよ」

「ありがとうな」


ホッとした表情の隆也
私だって隆也が憎い訳じゃない
でも、事と次第によっては………



「ゆ、優?」


隆也の怯えた声にハッとした
先に腹ごしらえだ









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