Adagio
「えーとそれは、個人的な事情で進めておきたい仕事とか、いろいろと会社に来ないと出来ないこと多くて必然的に」
坂巻は苦笑いした。
「そっか、そうなんですね。……だったらシステム課にもっと人を集めるべきですよね! 宇美さんにちゃんと言っておきます」
少しでも助けになればと思ってそう言ったのだが、坂巻はそれも笑顔でかわした。
「いや、とりあえずは大丈夫だよ。これから新しい業務基幹システムの開発に入るし、それができれば管理はかなり楽になるはずだから。開発には外部企業も入るしね」
どうも、会話の歯車が噛み合わない。
「そうですか……。そういえば、今度の人事部の会議の最後に共同開発先の責任者の方がいらっしゃるって、宇美さんが言ってました」
「うん。完全に案を固めてから作るわけじゃないから、出来たものを触りながら考えてもらえばいいんだけど、あちらの意向で。
今の僕らの案に対する、人事部全員からの意見を直接聞けたらなっていうのがあって。会議には僕も顔を出すつもりだから、そのときはよろしくお願いします」
坂巻は苦笑いした。
「そっか、そうなんですね。……だったらシステム課にもっと人を集めるべきですよね! 宇美さんにちゃんと言っておきます」
少しでも助けになればと思ってそう言ったのだが、坂巻はそれも笑顔でかわした。
「いや、とりあえずは大丈夫だよ。これから新しい業務基幹システムの開発に入るし、それができれば管理はかなり楽になるはずだから。開発には外部企業も入るしね」
どうも、会話の歯車が噛み合わない。
「そうですか……。そういえば、今度の人事部の会議の最後に共同開発先の責任者の方がいらっしゃるって、宇美さんが言ってました」
「うん。完全に案を固めてから作るわけじゃないから、出来たものを触りながら考えてもらえばいいんだけど、あちらの意向で。
今の僕らの案に対する、人事部全員からの意見を直接聞けたらなっていうのがあって。会議には僕も顔を出すつもりだから、そのときはよろしくお願いします」