DRAGON の赤い宝石
««ゴメン!ゴメン羽奈、
みてたのか?嫌ならなんで、やめて
って言わないんだ。
“ポタ、ポタ»»
涙が便箋を持つ手をびっしょりとぬらした。
あの、お店の人の言っていた
指輪を受け取るはずの子って・・
龍の指輪を取りに行く予定の
女の子は私だったの、メスの龍は
私が持っているの
だから男龍を私に帰して下さい。
龍祐には和花さんがいるでしょう。
貰って行くね。それからもう2つ
龍祐にもらった
ありがとう。幸せな家庭を築いて下さい。
to the love of darling
(私の愛する旦那様へ。)
俺は便箋を抱きしめ泣いた。
羽奈がここまで追い詰められていたのに気ずかない駄目な男、情けない男、震える声で泣きながら言った。
I also swear my wife's just you
(俺も誓うよ。私の妻は、お前だけだ。)
仕事もやる気が起きない。
何もしない。
父親と母親が来たが、追い返した。
蓄えはある。充分暮らせる。
和花も新妻気取りでやって来て、あれこれ世話をやいてくれる
俺は無表情、やりたきゃやればいい、好きなだけヤレ
父親も母親も嬉しそうだ。
(こいつらは、なにしに来てるんだ。
家族ゴッコなら自分ちでやれよ。)
和気あいあいと楽しそうだ‼
段々イライラがムカムカ💨
ムカムカ💨が遂に
ドッカ━━━ン‼💣💥🔥
俺は遂に爆発した。
「帰れよ。帰れーッ💢💢」
かって陽太が暴れまわったように。
最後に和花にこっそりと地を
はう声で言った
「これ以上ここに来ると××すぞ、
俺は心底お 前が憎いんだ。」
和花は怯えた顔で俺をみた。
父親も半ば呆れ顔で俺に言った。
「勝手にしろ、たかが女ぐらいで
ヤケになるんじゃない。
あんな女のどこがいいんだ。」
俺は親父に掴みかかって言った。
「父さんにも、そんな女がいて父さんはアンタ
は母さ んと結婚したんだな!! 」
「何人も、軽く捨てたんだろ?」
親父は顔を赤らめて殴りかかった。
俺も親父を殴り倒した。
母親と和花は泣いていた。
ふん、ザマア
「おまえ等のせいで羽奈は毎日泣いていた んだ!返せよ…返せよ
羽奈を返せ、今連れてこい。
俺の大事な羽奈を連れてこい!
親父、羽奈を何年かけて落と
したと思う? 」
「五年!五年だぞ、一回は諦めたんだよ
だけど、だけど
ヤッパリ無理に、強引に捕まえたんだよ逃げられないように慎重に捕まえたんだ。」
蹴飛ばす勢いで3人を追い出した。
ハアハアハア、
和花の奴、色気で俺を潰しにきたんだろうが、お前じゃ無理だ。
男と遊び慣れた汚い傷んだ肌は羽奈の愛らしい身体とは全然違う。
男取っかえ引っ変えしていたのを知っている。
俺はきにもならないお前の事なんざ
唯の幼馴染だから何も言わなかったし、気にもしなかった。好きに遊べばいいぐらいにしか
思って無かった。
フフハハハ、アッハハハ
羽奈め、本物の御曹司キラーだな。
何人狂わせば気が済むんだよ。
ドンッ!
イライラが収まらず壁を蹴破るスネは血だらけ
まさか、俺まで羽奈に狂うとは思わないだろう。
ハアハアハアハア
俺は大声を出し暴れ回り
家の中は猛獣を飼っているのかぐらいボロボロ
毎日酒を飲みフラフラ状態
辞められないのはアル中だからか?もうアル中だな
酒なんて美味いともおもえない、体が欲しがるだけだ
あまり人と会わず。
誰ともしゃべらず、カーテンも締めきり、部屋に1人。
毎日、毎日、生きているだけ。
あまり腹も減らず、喉も乾かず何を目標に、何をする事もなく。
ただただ、タヒを待つ。
何年すればあの世とやらにいけるのか?その日すら待ち遠しく指折り数える毎日。
その日の為に生きるだけだ。
そう!死ぬ為に今生きている。
あの日、羽奈からキスしてと言われたとき気づくべきだった。
羽奈からのメッセージだっ
た気がする
俺を引き止めたかったんだろ‥。
パーティーなんか俺に何の得があったんだ。
毎日、毎日、後悔している。
羽奈を置いて、仕事に出たことを。
あの日腕を掴んで行かないでって
羽奈は言ったのに・・!
俺はノコノコ出掛けたんだ
暇だから酒を呑む毎日
不抜けた生活が三年を過ぎもう直ぐ
四年になる頃だった…
引きこもりアル中になってそんな生活が当たり前になって来た頃
携帯がなった。
見ると、羽奈からだ、飛びついて
パッと電話に出る。
「もしもしもし羽奈?羽奈か?
羽奈一つ。」
「ん?ちがいましゅ
リュくんでしゅ、
羽奈はままでしゅよ。
おじちゃんパパでしゅか?」
「え?パパって・・
違うよ、羽奈は・・・マ‥マは
結婚したの?」
「リュうくんは、パパが死んでしまって居ないの、だからね、りゆのしゅけ
もパパがいない」
子供に聞くのも気が引けるが俺が死にそうなくらい苦しんでるときに
子供を作るとは、
やはりゆるせん。💥💢💥
「ん~コホン。龍くんってたっけ?
パパの名前は?
言えますか?」
「‥パパ・・・のなまえれしゅか?」
もたついた言葉使いに多少イライラ
「おじちゃんに教えて、羽奈をぶっ飛ばし‥
いや、お知り合いになりたいな。」
「パパはね、ママの宝物れしゅよ。」
「💢💢ああ、そうなのか💢
ママが言ったのパパは宝物って・・?」
「うん、毎日いってましゅよ。
愛してるゅって。
お写真のまえでね。」
「お写真、ああ遺影の事か?」
「パパはね、タヒんじゃったけどビデオで見た。
ママの事好きだって、
毎日キスしてるクフフ」
「ああ~あそう。😠」
(そうだろ、そうだろ!!俺だって
しぬ程好きなんだよ!)
「で!!! パパの な・ま・え は?」
「パパ? リュウくんと、ん~とね
りゆのしゅけのパパはね、かっこいいよ。背が高ーいの。」
ア~ハイハイ
「りゅう君のパパは死んじゃったけど
かっこいいんだね。わかったよ。
よ~く、分かった。
「え!ちょっと待てよ・・・
亡くなったのか?」
そうだよな、イラついて話ゴッチャ
になってたワ‼
そう言ってるよな‼」
「おじちゃんバカでしゅか?
人の話はよーく聞かないと
ママにおこられましゅよ。」
「あ💦ごめんごめん。
おじちゃんはバカじゃない‼
で‼パパの な・ま・え は?!!!
なにかなぁ〜」
「りゅうくんのパパはね!!」
「うんうん。そこ!!ハッキリ!
ききたいなぁ〜」
「‥‥ ?」
「パパーダョ」
「いやいやいや、そうだけど、
ちがうんだ!!‥
ママに名前あるだろう。
パパにも名前あるんだよ。
で!!
パパの名前は?」
「ああっ、そうかぁパパはねぇ」
「パパの名前は?・・ね‼」
『う〜焦らすのか‼子供の癖になんというテク
きっと父親似だな、クッソォォォォォ!!
俺の羽奈に手出しゃがって‼』
「ママに怒られないかなぁ
ヤッパ教えないでしゅ」
「クオオオ‼このぉークソガキ溜めて溜めて落とすタメテクか‼
ん、んんっコホン
大丈夫、大丈夫‼
パパの名前聞いてもおじちゃんすぐ忘れるんだ、わすれっぽいし」
「そうなの?パパの名前
早口言葉みたいだょお。」
「いいから、早口言葉いえ!イライラ
いゃ言ってくれ 」
「ママにおこられないかなぁ」
「パパの名前くらい皆そこいらのガキは言って回ってるぞ
おまえ、おくれてんじゃね‼」
「・・・・絶対誰にも
言わないでよ!
ママ怒ったらこわいんでしゅからね」
「おう。
約束する。
誰にも言わない、男の約束だ‼」
「だりりゅうりうすけだょ。
だりりゅすけ」
「は!! 聞き取れなかった。」
「ん~くたびれちゃうよ。」
「ゆっくり言え!じゃなくて
言ってくれ。
オジサンにも、よーく
(?_?; わ•か•る•よ•う•
に!」
«« せ~のぉ~»»
「だからぁ、だりりゅすけ
だりりゅうりゅうしゅけ
口たいへんなんでしゅよ
口かみそうになるんでしゅ。」
「だりり?祐介?」
「違うよう。だりりゅすけだよ。」
「ん?だりりりりいすけ?
外人か?」
「違うよ‼だりりゅうりゅうすけ
ダヨッ💢💢」
「ん?分からないぞ、
チビ案外気がみじかいな?
父親似か?
一個一個言え、ひらがな。分かるか?ひらがな‼名前、ん?分かるな。
スーハスーハしろ‼」
「スーハスハ」
「お前はバキャキヤ‼
口でスハスハ言うんじゃねーよ‼
スーで息を吸ってハーで吐くんだ
ヤレ」
「スゥー(そうそう)ハー(よしよし)
スゥ━━━ウハァ━━━(OK)」
「よしよしユックリ
一個一個いえよ、良いな!」
ウン
「おじちゃん、よく聞いてよ!
だ、」
「だ?か?ら」「うん。」
「だい」「り」「ゆ」「う」「り」
「ゅ」「う」「す」「け」
「だりりゆすけ だよ分かった?💢💢
もう言わない!💢💢」
「大龍??龍祐??ってたか?」
「だからぁ、龍祐だょお。
だからね
僕は龍太郎 弟は龍乃祐
だょお」
「おじちゃん分かった?
分かったかわからないか
お返事しないとママにおこられるよ
頭わるいのぉ?
頭、カンポス?」
「あ‥‥ああ、うんうん。‥うん?
カンポス?。」
「え━━━━カンポスしらないの?
頭の中、ナーンにもないって
ことダョゥ。」
「は、失礼だぞ‼
親父の顔が見てみたい!
なんちゅう躾してんだ‼
え?・・・っと、だから、え‼
ちょっと考えさせてくれ…。
龍太郎は、俺の子なのか?
可能性はある!!
弟は?龍乃祐のパパも龍祐?
俺?時間差か?
いやいや、なんでだ!!?
じゃあ父親は別にいるのか?
亡くなった父親か?」
龍祐は久しぶりに頭を使った、
フル回転
「(怒)もう💢💢、おじちゃん聞いてた?
だからね‼ パパはね・・・💦」
「ああパパ、しんだけど、
カッコイイ
で、
りゆうくんと龍乃祐の
パパなんだよな。」
で!!!
「龍乃介は、何歳?」
「三歳、双子だから僕も三歳!! 」
俺は血が逆流するような感触を
初めて体験した。
あ、何度も何度も読み返した
手紙。
*私は、もう2つ龍祐からもらった。*
2つ,あれは子供!双子。
「11月はねぇーお詣りにいくんだよお。
おじちゃん知ってる?
7七五三だよぅ
神様に龍乃祐とね
天国のパパを帰れるようにして
下さいってお願いする!
あっ、お願い事言ったらたダメだった・・・」
ウッウッウワーン
ウワーンどおしょうパパが!!パパが
かえれないよお~うう。」
「き、聞こえなかったぞ!! 大丈夫だ
聞こえなかった。聞いてないぞ!!
絶対 聞いてないぞ!」
「ほ、本当、嘘じゃない?
聞こえなかったの?」
グズングスン
「本当!本当聞いてないぞ!!」
「アッ、ママ帰って来た。
おじちゃんバイ バーイ。」
「 待て、龍太郎、住んでる
ところは?」
「××県、フラワアモーツァルト
だよお」
「いいか、ママに話したらパパは帰れ無いからね、ママに言わなかったら
パパを天国からロケットに乗せて
返してやるって
神様が言っていたぞ!!
内緒にな‥な!!」
「うん。」
「それからパパの名前簡単に
教えたらダメだぞ!
騙されて連れていかれたら
どうする‼
パパが泣くぞ、もう教えちゃ
駄目だゾ‼」
「え?さっきとちがうね
うん、分かった。
でもパパの名前おしえろって、
おじちゃんしつこかったでしゅ。
本当に内緒ならパパは、
帰ってこれるの本当?」
「ああ、絶対帰れる
うん。おじちゃんは神様の
使いだから知ってる。」
「うん、わかっ一た。
ママには言わないよ!
言わない‼」
何度も言い聞かせた。
「ママに内緒。」
隣の県じゃないか、俺が不抜けている間、子供はスクスクと育っていた。
「龍君のパパはね、かっこいいんだょお。」
って、浴室に行って自分を見る
四年引きこもりだった。
風呂は、いつ、入ったっけ?
きたな‥。
ヒゲは、伸び放題 髪の毛は千人
のようだ。
食事は母親が泣きながら作るのを
食うか、食わないか
体力も落ちて死人のようだ。
ガリガリだ、良く生きれたな!
本当の遺影の写真を撮られる所まで来てたんじゃないか?
龍太郎と龍乃祐が助けてくれた。
「パパはかっこいいんだょお。
ママが言ってるんだよぉ。」
疲れて泣きはらした目をした
母親がやって来た。
見れば母親も随分やせたなぁ
そんな母が
腫れ物を触るような声で聞いてくる。
「龍祐おはよう。今日はね
晴れてるのよ。たまには‥
外に‥出てみない?」
キッチンに立ち小さく見える母は
白髪が一杯だった。
背もまるくなったんじゃないか?
ぽっちゃりして可愛らしい母だったのに、シワも増えた気がする
げんきでいたはずなのに歳以上に老けて
髪の手入れもする気も無くなっていたのか、随分と伸びてないか?。
最初の1年で真っ白になっていた、あれから4年か。
まだ50代、半ばとゆうのに。
染めもしない。
母も母自身を責めている。
自分は年ばかり取って子供だった。
母親の背中に呟く
「母さんゴメンな!! ありがとう
飯、いっぱい食うから、
美味いの作ってよ。」
母は驚いてそしてまた泣いた。
羽奈がしていたように布団を干す。
洗濯物を回して畳む
家族がいる。子供がいる。
俺はシッカリしないと子供が2人もいた。
父親だったんだ俺、羽奈は言ったよ、
私の夫は貴方だけって、羽奈はずっとそう思って、俺の子を産んでいたのか。
急に嬉しくて誰かに話したいがまた、どんな邪魔がはいるか分からない。
俺の家族だ!俺の子だ‼
俺が守る。
手出するやつはたとえ父親でも容赦しない。
11月、神様に頼み事
俺が帰ってくるように?
神社⛩️へお参り・・って
きっと七,五,三だ。
龍祐は決心をし、体を鍛える為、
ジムにいき、水泳もした、
弱々しい龍祐で会うより
逞しい父親で居たかった。
こんなガリガリな親父で
子供達をガッカリさせたく無い‼
頑張ったが元にはまだまだだが
前の龍祐に近くなった。
俺は七五三の着物を2組そろえ
羽奈の着物も人揃え買って羽奈
の住んでるマンションの下で待った。
住所さえ分かればこっちのモノ‼
28歳になった羽奈
俺は32歳に、なっていた。
向こうから目を引く美人が
歩いてくる
羽奈は益々綺麗になっていた。
三度惚れる
ママーママー
抱きしめたいほど可愛らしい
初めて聞く息子達の声!!
マンションフラワーモーツァルト
の下の方から羽奈は両手に籠を下げ
1人の子供はセーターとジーンズで
ティッシュを持ち
もう一人はシャツと
ジーンズを着てて
ミカンを袋にいっぱい下げている。
真っ赤になった小さな手
よいしょっ、よいしょっ゛
口をとがらせヨタヨタしながら
羽奈の手伝いを頑張っている
小さな愛おしい俺の子
📣龍太郎一っ 📣龍乃祐ー。
我慢出来ず叫んでしまった。
血筋とは怖いもので龍太郎と龍乃祐
二人はそっくりだが俺には見分け
がついた。
2人はビックリして羽奈に以た
クリクリした目を大きく開いた。
羽奈は驚いてつつたって、3人
止まっていたが
「パパ? パパーっ、パパーなのー
ロケットに乗って来たの━━━━📣」
2人の俺を呼ぶ声で俺の時間が動
きだした。
2人とも荷物を放り投げて、
龍祐に飛び込んできた。、
ミカンがパラパラとちらばった
オレンジ色がコロコロ坂を
下る。
「パパ━━━━うわぁぁん😭😭」
2人は一生懸命走って来て
龍祐に飛び付いた。
柔らかい子供の匂い。
初めて抱く俺の子達の匂い
「寂しい思いさせてゴメン。
龍太郎、龍乃祐ありがとう。
ただいま‼
やっとロケットに乗れたぞ‼」
2人は大泣き
あああ、あああ俺も泣いた。
大声で人目を気にせず泣いた!
すると羽奈が龍祐に言った。
「私もハグして。」って
羽奈も泣きながら
「何で来たの奥さんは、
知っているの?駄目 じゃない。」
「羽奈は、ひどい妻だ!!
俺を平気で、捨てる。
愛しい妻だ!!」
羽奈も泣いていた。
2人の子供に手を引かれ
階段を上がる
羽奈は三階に住んでいた。
野の花が飾られ、植物も沢山あった。
まるで昔、羽奈の格安アパートを
思い出す。
そして俺の写真の前に、
花が沢山飾られていた
「羽奈 俺、生きてるから
勝手にコロすなよ。」
羽奈はゲラゲラ笑い謝った。
久しぶりの羽奈の飯、
涙を飲み込みながら
四人で泣いた。
もう手放したくない。
美容師を呼び着物を着せ
羽奈にも京都から買いつけてきた
有名な店の着物を着せ宮詣りに出かけた。
カメラマンも連れ、お宮で
写真集を作った。
そのまま動物園へ行き、
象とキリンと写真を撮った。
初めて行く動物園にはしゃいでいた。双子は遊び疲れ アレ
眠ってしまった。
羽奈は子供で龍祐を縛りたく
無いと言った
認知もしなくていいと。
羽奈はあの日父親に言われたことが
嫌だったと言った。
「金目当てだろう。」
だから、絶対、認知は 求め無い。
お金目当てでもない‥と
ただ龍祐は、子供達の父親だから
結婚話が持ち上がるまでは、
子供には、会いに来て欲しい‥
でも、援助は要らない。
1人で頑張るから。
そう言った。
あなたは、暖かい家庭を作って
もし私達がそれを邪魔するのなら
私達を忘れて欲しい。
「あなたの父親に、
それみたことか。
って言われたくないの。
子供には合って欲しいけど
あなたの、お父様との約束は守り
たい。」
意地で言ってる訳じゃない。
「貴方の お父様に、嘘は
つきたくはないの。」
「援助じゃない。
俺の子を俺が育てちゃ
ダメなのか?俺の息子だぞ。
俺はペンギンにも劣るのか?
ペンギンは立派に
子育てしてるだろ!!」
=🐧ブォン 「ぺ、ペンギン‥って。」
「そうだろう。🐧以下だ。」
「しっ!! お昼寝からおきるし。
2人共、龍祐に懐いてしまった
からあなたが帰る時離れたくない
って泣いちゃうわ。
今の内に帰って!!」
「やだ。帰らない!
なんで帰らねーと
いけないんだ。」
「羽奈、合いたかった。羽奈」
その一言で羽奈は崩壊した。
羽奈は龍祐とまた 結ばれた。
「羽奈、綺麗だ。」
俺は、伊達に大龍の名前じゃない。
引きこもってはいたが、なにも
しなかった訳じゃない。
暇つぶしに株をやっていた。
才能とは、怖いもので勝手に大金を
手に入れた。それに、宝くじも
当たった。
大金は転がって来たが
何も満たされない。
使わない金は無いも同じ
灰色の日々
毎日気持ちのやり場がなく
死ぬ事ばかり考えていた。
金を使う目的も無かったから
大量に宝くじを
購入した。
当たっても外れてもどうでも
よかった。
しかしかなりの、金額。
だけど、嬉しくもなく
使い道もなく
死んだまま生きてるような、
地獄谷にいるような‥楽しくもなく
悲しみもない。
そんな風に感情の無い
マンションで生きていた。
まさにグレーゾーン。
やっと、やっと抜け出せた。
龍太郎と話をしてから
感情と生活色が出てきた。
やる気とは凄いもので全身に力が、
みなぎった。
嫌がる羽奈に大龍の金は使わない。
俺が稼いだ金だ。
独自に企業する。
相場を名乗ってもいい。
俺を棄てないでくれ。
そうたのんだ。
「ママ、パパをイジメないで!! 」
「僕のパパだぞ。 」
「そうだよ、僕のパパだぞ。 」
背中に龍太郎、胸に抱き付く
龍乃祐
二人は必死な俺を抱きしめてくれた。
小さな小さな手は大きな自信を
くれた守るものがあれば
強くなれる。
羽奈は頑固だ。親父と似たところ
がある。
渋る羽奈を連れ、上機嫌な息子を
連れタワーマンションに帰って来た。
学生の時購入したから30階だけど
最上階に移ろうかと思う。
しかし羽奈が30階でギリギリ
止めてと言うので止めた。
マンションに着くと、母親が食事の用意をしていた。子供達に耳打ち👂
「内緒だぞぉ。お婆ちゃんが居る
から な。」
子供達は“お婆ちゃん”とゆう
フレーズに、ワクワクしていた。
顔が赤く興奮しているのが分かる。
ドドド一っと流れ込み!
お婆ちゃん!!
お婆ちゃん!!
と抱きついた。
母親は目をまるくして、
オロオロ、えっえっえっ
アタフタしていたが、
急に泣き出した。
子供達はビックリしていたが
母は2人の頬を
何回も愛おしく撫でて、
「りゅう 龍祐に瓜二つだわ!」
かがみ込んで二つの頭を抱きしめた。
「子供の龍祐が帰って来たみたい。」
「すみません。お義母様、
いらっしゃるとは知らなくて、
直ぐ私達出て行きますので、」
羽奈は静かに頭を下げた。
「何言ってるの、龍祐をまた地獄に
突き落とすの?あなたが居なく
なって私も地獄に居たのよ。
もう嫌よ。
本当に主人がした事謝ります。」
母親は土下座をしょうとした
««だめです、お義母様»»
羽奈が飛びつき止めさせた。
「お父様が、おっしゃる事は親と
して当たり 前です。
龍祐を心配されたのです。
そんなお父様に育てられたから
龍祐は男らしいし、
優しいんです。」
それから龍乃祐はお婆ちゃん。
お婆ちゃん
龍太郎はパパ、パパ
また交代して四年間甘えられ
なかった溝を埋めて行った。
羽奈は、親父と、交わした約束が
最優先と俺と母親に言った。
そんな羽奈に言い返した。
「子供達で縛り付けているのは
羽奈ではなく俺だよ。
避妊していると言いながら途中で、
ゴムを外した。
100%確実に避妊していない。
龍太郎も龍乃祐も出来たんじゃなく
作ったんだ‼」
羽奈も龍祐の告白にビックリ仰天
羽奈は頑固だ、だから
あと3人くらい産めば
子供の為、
婚姻届にサインするだろう。
もう頑固者の羽奈を縛る糸は
5人くらいの俺の子供達、今日も
子作りに精を出す。
だって、子煩悩の羽奈を縛るのは
やはり、子供しかいない。
もう、絶対に離したくない。
俺の子供は、何人いても
愛して行ける。
俺と羽奈の子だ、可愛いに
決まっている。
子供達が嫌がる程、愛してやる。
俺は子供嫌いだったが
自分の子供は愛おしい。