あなたの心の片隅に。



それででた結論。

優哉君にとって必要な人になればいいんだ。





好きになってもらう必要なんてない。





仕事のパートナーとして

使える人間になろう。






もともと私たちは政略結婚。



私たちは家族や会社が救われたけど


優哉くんたちのグループにとってよかったことなんてなに一つない。




その上優哉君は好きな人がいた。




優哉君にとって私との結婚は負でしかなかった。




私以上に…




そんな私がメソメソしてるのもおかしい話だ。


私は優哉君に助けられたんだから。




だいたい優哉くんに好きだなんて言われたこと一度もないんだもんね。


私が落ち込むのも変か…




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