あなたの心の片隅に。




一応優哉君にも報告したほうがいいよね



優哉君とはあの日以来話してない。



色々真実を聞きたくなっちゃいそうで。




優哉君の部屋の前に行くと

なにやら楽しそうな話し声が聞こえた。





この声は夏妃さん。





今入ったらお邪魔だよね。





また後にしよう。

メールでもいいんだし。






佐「志保様?
入られないのですか?」




私「あっ佐藤さん!

よ、用事思い出しちゃって…笑」




大丈夫かな、
険しい表情になってないかな。



色々と心配だけど、


佐藤さんは気づいても聞かないでいてくれるだろう。

とっても優しい人だから。





案の定佐藤さんは微笑んで行ってしまった。


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