あなたの心の片隅に。



「あれ!?志保ちゃんじゃない?」




私「京輔先輩?」



そこにはグレーのTシャツに白のパンツ

オシャレななハットを被った京輔先輩がいた



京輔先輩とは毎日お昼、

食堂で一緒に食べてるうちに仲良くなった。



今では1日に優哉君より話してる時間が長いかもしれない。



京「呼び捨てタメ口でいいって!」




私「先輩ですしそれはできません!」


この攻防を何度続けたことか…(笑)

にしてもフレンドリーで話しやすい


京「えー。じゃあせめてら呼び名だけでも」



私「せめて京輔君でお願いします。」




京「んー。まあいっか!できればタメ口でいいからね!

で、なにしてるの?」




私「お着物えらんでて、

この後ドレスも選ばなきゃいけないんですけど

なかなか決まらなくて…」




京「へえ。よければえらんであげよっか?」




私「え!?いいんですか?
でも、きょ、京輔くんの用事は?




京輔 「あ?俺?
俺は全然大丈夫」




京輔君の隣にもスーツを着た佐藤さんのような人。


もしかして京輔君もどこかのグループの御曹司なのだろうか?



たしか赤羽って言ってたけど…


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