あなたの心の片隅に。
私「どれも素敵…」
京「じゃ!これ無し(笑)」
私が持っていた着ることのなかった赤いドレスは持っていかれてしまった
私「す、すみません」
京「んーん!
赤は赤で似合うと思うけど、
せっかくの志保ちゃんの個性が潰されちゃうし」
私「個性?」
京「そう!志保ちゃんの控えめで女の子らしいところとか」
私「そんなことない…です」
京輔君は着物の時も、私を否定しないでいてくれたし
似合う似合わないに関係なく
京輔君が私という人間を見てくれているようで嬉しい
京「それに俺女の子見る目はあるから。
たくさん遊んできたし」
謎に説得力がある言葉にスッと力が抜けた