あなたの心の片隅に。

〝グキっっっっっっ〟


私「うっっっっっっ!!!!!!!!」



夏「あーらごめんなさい。
そんなとこに足が置いてけぼりとは思わなくて」



私「す、すみません」


優哉君とペアを組むために私と交代したのは
よりにもよって夏妃さんだった




私が下手だからだよね?


夏妃さんがわざと…なんてことありえないよね?





京「志保ちゃん?」



私「す、すみません!」



このまま京輔君に恥ずかしい思いをさせるわけにはいかない



京「心配しなくていいよ」



京輔君にもバレないようにしないと



私「ありがとうございます」



タンタンたん♪タターンタターン♪




ステップが激しくなるところ。



痛みが増すけど、京輔君の優しいリードのおかげでなんとか乗り越えた。



相手が京輔君でよかった。

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