あなたの心の片隅に。



京パパ「それで?どしたんだ」



京「ああ。親父にみてもらいたくて。
志保ちゃんの足」



京パパ「足?怪我でもしたんか」



私「きゅ、急にすみません。
こけてしまって」



京「いや、こけさせられて
挙げ句の果てに踏まれたんだ」



私「きょ、きょうすけくん!」



京パパ「なんだなんだ訳ありか(笑)」



私「いや、そんな
京「訳ありだ」



京パパ「まあいい。座ってみせてくれ」



私「はい。お願いします」



京パパ「これは派手にやったな」



京「やられたの間違えだ」



私「京輔君!根拠がないこと言わないで!

あ…すみません」



京パパ「気にしないでやってくれ(笑)」



京「根拠はある。俺はみてた
本人だって半分認めてる」



私「え!?そうなの…」


…そうだったんだ


京「はぁ…あいつもいつまで余所見してんだよ。
なんであんなやつがいいんだか」


< 172 / 263 >

この作品をシェア

pagetop