あなたの心の片隅に。



そんな期待も束の間優くんはデートに行ってしまった




昔その手をつなぐ相手が私だったのに。





優くんには私じゃない人がいるのはわかってたこと。




だけどどうしても気に食わなくて。




志保ちゃんとのデートの邪魔をした。




優君はお母さんのことがトラウマのように残ってる


それを利用した。



案の定私のもとにきてくれた。





でも、それは前の優くんとは少し違って




真剣な顔で次からは壮一郎さんを呼ぶようにと言われてしまった。




やっぱり私が壮一郎さんと結婚して怒ってる?。




それが最後で、何日もいるのに話せない




避けられてる







私は、優くんと話したくて話したくて

二人になりたくてなりたくてたまらない。






自分で作った溝は自分で埋めよう。


私は優くんの学校に来た。


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