10日間彼氏
彼の表情がパッと明るくなる。

ん?どうしたんだろ。青くん凄く嬉しそう。

「女子大だよ」

「そっか、そっか、うん、家政学部、サイコー」

何を思ってか、すこぶる機嫌が良くなる彼。

「まあ、あれやこれや積もる話もあるし、ゆっくり話そ。ウチおいで」

青くんが、ニコニコしながらコンビニの上を指差す。爽やか過ぎて、逆にドキドキする。

「・・・」

私は石のようにカチンコチンに固まってしまう。

「あれ?どーしたの?おーい、桃ちゃん」

真っ赤になる私を、愛おしそうにからかう意地悪な彼に、胸は高鳴るばかりです。

今日は、恥ずかしくも、幸せな恋の始まりの日でした。







end

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