僕を忘れないで……
光の先には

ん、なんか喋ってる声がする

なんか長い夢を見ていた気がするんだけど……


?「あ、土方さんこの子起きましたよ?大丈夫ですか?」
僕がうっすら目を開けるとその人と目が合った

ん?誰だろめっちゃ美男子だ

?「あ、やっと起きた!大丈夫?」

コクンと頷いてみせた


?「良かった!あ、俺は藤堂平助!よろしくな!」

藤堂平助……平にぃ、うんそうしよう

「ヘ……ィ」

あ、声出ないんだった……

ふと流れそうになった涙を堪える

?「おい、今なんて言った」

え、そんな事聞かれると思わなかった

平「土方さん、その子声でないんだよ」

?「そうなのか?山崎」

あ、山崎って人居たんだ

?「はい、喉を見ましたが傷は着いてなかったので精神状態からくる物かと……」

精神状態……?え、日本語喋って?

首を傾げると平にぃが

「色々あって心が不安定になってる事だよ」(ボソッ

小さな声で教えてくれた





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