不幸な運命
階段を駆け上がり



屋上に繋がる階段に座り込む



私は彼女じゃない



誰が羽流に近付こうと止める権利なんてあるわけ無い



そんな事は分かっている



特別だと思っていた双子という存在



今になって気付く重い存在



私は羽流の事を好きではいけないのか



近くて遠い双子のお兄ちゃん



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