perverse
翌日、昨日と同じ時間、同じ電車の扉

満員電車の波に飲まれている私、手にはお菓子の入った紙袋。

言葉だけのお礼では恐縮なので、かといって身に着ける物とかは遠慮し

とりあえず、すぐ無くなる物が良いと思い日持ちのする手ごろな高級なゼリー2コ入りにした

とりあえず昨日、この前宙さんが座っていた座席のほうに向かう

えっ!いるではないですか・・・

座席に座りスマホをいじっている、宙さん発見!

少し運命???
を感じる私
なぜか嬉しく感じてしまう

彼のすぐ前に行くのは難しいれど、その人混みに流れて後ろに行くことはできた

気づいてくれないかなぁ・・・・

と宙さんに熱い視線を送る私。

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1分ぐらいたった後、私の視線を感じたのか視線が合う

軽く会釈する私次の駅に停車すると私の前にいた人が移動したので、私は宙さんの前に立つことができた




















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