breath
「何で樹さんが謝るんですか?仕事上、仕方なかった訳だし……」
「明日美がそう言ってくれて……俺の仕事に理解してくれてありがとう」

って軽くキスをする。

その後、何度かインターフォンと樹さんの携帯の着信音が鳴ったけど、ある時からプツリと止んだ。たぶん、根をあげて帰ったのだろう

私達二人の間には微妙な、でも付き合いだした時の初々しい空気が流れているけど、冷えた身体には勝てなかった私。

その後、お風呂の『入りましたコール』が鳴り、お風呂に行ってしまった

あったかい湯船に浸かって一息。『あー気持ちイイ』と手足を伸ばす私
ホッとしながら、頭の中で樹さんと自分の関係の事を考えている

私達は、恋人関係よりも生活が先に始まったため、最後の一押しが進めない

今の関係は恋人よりも家族のほうが合っているのかもしれない

この関係を崩すためには、もっと私が積極的に行かなければいけないのか?それとも待つ?

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