breath
8時10分前に実家に到着した専務

リビングに通される

母が食事を食べたかと聞くと「この後行く所があるので……」と遠慮する専務

忙しい中、時間を作って来てくれたのが良く分かる

感謝してもしきれない……

専務は両親に今日、会社に久しぶりに来たら私の様子がおかしく思い、友人の精神科医の診察に連れて行ったこと

鬱病の診断を受けた経緯、診断書を見せる

投薬の治療をし、当分会社は休職し治療に専念するよう言われている。会社の方は、手続きは完了したとのこと

端的に一切感情を入れず説明をする専務

両親は頷きながら、聞き入っていた

話を最後まで聞いた父が

「専務のお気遣いには感謝しております。ありがとうございます」

頭を下げながらお礼を言う

「娘は休職ではなく退職にしていただけないでしょうか?」

この道を選ばなければいけないのはわかっっているけど、いざ父に言われてしまうと辛く思ってしまい、目から涙が浮かんできた


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