breath
結局二人+一匹で散歩
季節は初夏なので午前9時でもそこそこ暑い
「体調はどう?」
「だいぶ良くなりました」
と答えると樹さんは安心した表情になり「良かった」と小さな声で呟いた
私はすごく樹さんに心配をかけている。わかっているけど改めて実感。早く回復しなければいけない
樹さんの実家から徒歩5分くらいの河川敷に来ている
土曜日の午前中なので平日よりは確実に人が多い
ペットの散歩に来ている人やウォーキングやランニングをしている人
人それぞれ思いの時間を過ごしている
それを見て私は今まで小さな枠に囚われていた
私はいつのまにかあそこでしか生きれない人になっていた
あの会社で毎日仕事をして時間を過ごした約2年間
無我夢中だった
樹さんを失った件も重なり私にはそれしかなかったので必死に取り組んだ
その結果仕事が生きがいに思えるようになったのに
今はあの場所の仕事を失った
悲しい
この二年間頑張っていた自分が否定されたようで
私の病気とか会社内とのしがらみとかいろいろ原因はあるけど、どんな理由であれ全て自分で受け止めないといけない
それが現実
樹さんとハルちゃんが芝生で遊んでいるのをボッーと見ながら漠然と考える
療養中だけど二年間仕事ばかりしていた私はそれが無くなると何もする事がない
退院してから眠る以外何もできなかったこの1週間
もったいないと思える
そう考えられるという事は少し気持ちに余裕ができてきたのかもしれない
良い兆候だ
私は汗だくで戻って来た樹さんに言った
「これから前に進みます」と
季節は初夏なので午前9時でもそこそこ暑い
「体調はどう?」
「だいぶ良くなりました」
と答えると樹さんは安心した表情になり「良かった」と小さな声で呟いた
私はすごく樹さんに心配をかけている。わかっているけど改めて実感。早く回復しなければいけない
樹さんの実家から徒歩5分くらいの河川敷に来ている
土曜日の午前中なので平日よりは確実に人が多い
ペットの散歩に来ている人やウォーキングやランニングをしている人
人それぞれ思いの時間を過ごしている
それを見て私は今まで小さな枠に囚われていた
私はいつのまにかあそこでしか生きれない人になっていた
あの会社で毎日仕事をして時間を過ごした約2年間
無我夢中だった
樹さんを失った件も重なり私にはそれしかなかったので必死に取り組んだ
その結果仕事が生きがいに思えるようになったのに
今はあの場所の仕事を失った
悲しい
この二年間頑張っていた自分が否定されたようで
私の病気とか会社内とのしがらみとかいろいろ原因はあるけど、どんな理由であれ全て自分で受け止めないといけない
それが現実
樹さんとハルちゃんが芝生で遊んでいるのをボッーと見ながら漠然と考える
療養中だけど二年間仕事ばかりしていた私はそれが無くなると何もする事がない
退院してから眠る以外何もできなかったこの1週間
もったいないと思える
そう考えられるという事は少し気持ちに余裕ができてきたのかもしれない
良い兆候だ
私は汗だくで戻って来た樹さんに言った
「これから前に進みます」と