breath
しばらくして社長が私の様子を見に来た
「起きてたんだ」
「はい。部屋に戻っても良いですか?荷物の整理がまだ終わってなくて」
「じゃあ手伝うよ」
やはり逃がしてはくれない?
でも私はここにはいてはいけない
いつまでも社長の優しさに甘えてばかりは
社長が怖いと思う
元奥様がいるのに
家柄とかそんなことを考えると一社員の私と釣り合うわけないじゃない
そう思うと悔しくて涙が出る
泣いている姿を見た社長は慌てて、すぐに私の私服と荷物を持ってきた
私は着替えて挨拶をしたら何もされることなく無事解放
涙が効いたのかもしれない
身も心も疲れた身体を引きずり2階に戻った時にはまた涙が溢れ出す
この涙は社長のせい?
それとも樹?
二人とも私に好意を見せてくれる
『結婚してくれ』って言ってくれる
でも
どうして
二人とも女の陰が見えるの?
樹は私に愛を囁いてくれた
でも社長は確か『公私を支えて欲しい』って
彼はプライベートでも妻と言う名の秘書を望んだ
冷静になればすぐわかることなのに
あの時は流されていた
私は鞄からスマホを取りだし樹の番号をタップする
相変わらずの繋がらないという感情のない声が耳に入る
もしかしてスマホを出張に持って行ってない?
私は樹の部屋に入り私物をあさる
見たくはないシーツは洗ったけど浮気が疑われるベッドが目に入る
樹はこのベッドで誰かと思うだけで吐き気がする
樹はスーツケース一つでこの地に来ているから荷物は少ない
そのス一ツケースは中国に持って行っているので、ここにあるのは残された衣類と本数冊だけ
探してみたけど樹のスマホは見つからない
家中に落ちてあるカラーをしている女性用の長い髪の毛は見つかった
髪の毛とピアスだけでも十分な証拠
溜息しかつけないぐらい、色んな意味で私は追い詰められた
私の中で一番の打撃は社長に頼れないこと
2年前と状況が違いすぎている
本社に異動をしたら社長とは上司と部下の関係ではなくなる
そして元奥様の存在
社長の私に対する思いもあることだし、樹の事をもうこれ以上相談できない
ある意味辛い
病気も治ったことだし、これからは自分の力で歩いていけるようになりたい
「起きてたんだ」
「はい。部屋に戻っても良いですか?荷物の整理がまだ終わってなくて」
「じゃあ手伝うよ」
やはり逃がしてはくれない?
でも私はここにはいてはいけない
いつまでも社長の優しさに甘えてばかりは
社長が怖いと思う
元奥様がいるのに
家柄とかそんなことを考えると一社員の私と釣り合うわけないじゃない
そう思うと悔しくて涙が出る
泣いている姿を見た社長は慌てて、すぐに私の私服と荷物を持ってきた
私は着替えて挨拶をしたら何もされることなく無事解放
涙が効いたのかもしれない
身も心も疲れた身体を引きずり2階に戻った時にはまた涙が溢れ出す
この涙は社長のせい?
それとも樹?
二人とも私に好意を見せてくれる
『結婚してくれ』って言ってくれる
でも
どうして
二人とも女の陰が見えるの?
樹は私に愛を囁いてくれた
でも社長は確か『公私を支えて欲しい』って
彼はプライベートでも妻と言う名の秘書を望んだ
冷静になればすぐわかることなのに
あの時は流されていた
私は鞄からスマホを取りだし樹の番号をタップする
相変わらずの繋がらないという感情のない声が耳に入る
もしかしてスマホを出張に持って行ってない?
私は樹の部屋に入り私物をあさる
見たくはないシーツは洗ったけど浮気が疑われるベッドが目に入る
樹はこのベッドで誰かと思うだけで吐き気がする
樹はスーツケース一つでこの地に来ているから荷物は少ない
そのス一ツケースは中国に持って行っているので、ここにあるのは残された衣類と本数冊だけ
探してみたけど樹のスマホは見つからない
家中に落ちてあるカラーをしている女性用の長い髪の毛は見つかった
髪の毛とピアスだけでも十分な証拠
溜息しかつけないぐらい、色んな意味で私は追い詰められた
私の中で一番の打撃は社長に頼れないこと
2年前と状況が違いすぎている
本社に異動をしたら社長とは上司と部下の関係ではなくなる
そして元奥様の存在
社長の私に対する思いもあることだし、樹の事をもうこれ以上相談できない
ある意味辛い
病気も治ったことだし、これからは自分の力で歩いていけるようになりたい