breath
コクンと頷く
「そうか」
樹さんの腕に力が入る。
心の中で『嘘をついてごめんなさい』って呟いたけど彼の耳に届くことはない
嘘をつかなければ私達は違う道に進めたかもしれない
後で後悔するなんてその時は思わなかった
夕食は味が全くしない
落ち込んでいる私に同情してくれているのか今日も樹さんのベッドで添い寝をてくれる
何度も同じ床で過ごしているけど彼は抱きしめるだけでそn以上出すことはない
ベッドの上で抱き枕みたいな私
「私とヤりたくないんですか?」
「もちろんやりたいよ。でも弱ってる女を抱く気はない。もっと元気になってからね」
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