breath
「なるほどね」
納得する亜美。たぶん話の先には藤崎さんがいるのがわかっているようで同情の眼差しをされてしまった
「申し訳ないができれば内密でお願いしたい」
「愛だよな」
私の前で小さく言う早坂さん
帰る間際にここにいる全ての人が
「がんばれ」
って言う。たぶんこの言葉に潜んでいる藤崎さんとのことを言っている
私はその同情の言葉にブルーになってしまう
マンションに向かう帰り道、居酒屋は会社と同じ駅だったから 徒歩で帰宅
別れた後は二人っきり
「何で言ったんですか?」
「社宅の件で会社に申告しているから、バレるのは時間の問題だと思ったから先手を打った」
彼なりに考えてくれているのはわかるんだけど
樹さんと私は恋人つなぎ
肌寒く息を吐くと白くなるくらい寒いの、繋がれた手だけがポカポカする
「先手を打った?藤崎さんに」
「聞いた?藤崎のこと」
コクンと頷く
「つきあってないから。アイツが何て言おうと俺は彼女と認めていない…」
繋がれた手に力を込めながら小さな声で言う
「それ彼女の一方的な思い?」
「そう認識してる。婚約者がいるから付き合えないとも言っている。でも理解してくれない。例え婚約者がいても私の方に来てくれるって言うんだ」
思い通りにいっていない様子
納得する亜美。たぶん話の先には藤崎さんがいるのがわかっているようで同情の眼差しをされてしまった
「申し訳ないができれば内密でお願いしたい」
「愛だよな」
私の前で小さく言う早坂さん
帰る間際にここにいる全ての人が
「がんばれ」
って言う。たぶんこの言葉に潜んでいる藤崎さんとのことを言っている
私はその同情の言葉にブルーになってしまう
マンションに向かう帰り道、居酒屋は会社と同じ駅だったから 徒歩で帰宅
別れた後は二人っきり
「何で言ったんですか?」
「社宅の件で会社に申告しているから、バレるのは時間の問題だと思ったから先手を打った」
彼なりに考えてくれているのはわかるんだけど
樹さんと私は恋人つなぎ
肌寒く息を吐くと白くなるくらい寒いの、繋がれた手だけがポカポカする
「先手を打った?藤崎さんに」
「聞いた?藤崎のこと」
コクンと頷く
「つきあってないから。アイツが何て言おうと俺は彼女と認めていない…」
繋がれた手に力を込めながら小さな声で言う
「それ彼女の一方的な思い?」
「そう認識してる。婚約者がいるから付き合えないとも言っている。でも理解してくれない。例え婚約者がいても私の方に来てくれるって言うんだ」
思い通りにいっていない様子