breath
お風呂の支度をしに行った樹さんが戻ってきた
私に近づき抱きしめる
「お腹空いてない?」
「いえ。樹さんは?」
「迎えに行く前に食べたから大丈夫だよ」
思い出したかのように唇を重ねる
さっきの続きのように激しくなってベッドに押し倒され
彼の唇が首筋を這い冷たい手がセーターの下から入ってくる
吐息とともに声が漏れ
膨らみの尖った部分をいじる
久しぶりの快楽を感じる私
もっと彼が欲しくなり
「好き……」
耳元で囁くと刺激したの、私の中を弄ぶ
このまま突入?
『ピピピッ…お風呂が沸きました』
という音「時間切れ」
「お風呂に入っておいで」
準備してくれたお風呂に入浴剤を入れ、ぶくぶく顎の下まで浸かる
あのコールがなければ私は今樹さんと…と想像してしまうと顔が赤くなる
たぶんお風呂を出たら私と樹さんは結ばれる
嬉しいような恥ずかしいような
これって早く出た方がイイ?
それともゆっくり?
【慣れているオンナ】って思われるのも
いろんな思いが頭の中でグルグル回る
念入りに身体を洗い、もう一度お湯に浸かって自分の中で覚悟を決め
「ヨシッ」
小さな声で呟きお風呂を出る
樹さんがお風呂に入っている間、ベッドで待つ私
アルコールも入っていたせいか眠ってしまう
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