【詩】《1972年04月01日ニ生マレテ》 (野いちご大賞エントリー作品)
静夜

悲しいかな。今(08.08.25.)は、愛読家とは、言えません。

読書位は、一人で静かに、したいモノ。






セイヤ

愛読書と言うのは、生涯に出会う、たった数冊ばかりの、本ダロウ。

僕は君が乱読家にすら見えないナ。

他人の飲めない(物理的ではなく)珈琲を美味しそうに飲む上司は、私をよく飼い犬の柴犬と比較する事で、メンタルヘルスを行う。ボヤくと、失礼な話ダ。


ムカつく腹を押さえながら、私は思う。コレは罪悪の感。

それとも、遅すぎる二次反抗期。

彼は言う。僕はね……愛読書を枕元に、毎晩毎晩、少し読んでるのサ。

で、思った。
「嗚呼、負け」タんだ。「悔しい」んダ。
多分、そういうモノだと、納得することにした。



(了)





ズヨ

願わくば、この願いが叶う事を、心から祈る。

自分のペースは他人とは違うから。

ゆっくり、ゆっくりで良いから。

そのページを引き裂いて、

そのページを引き裂いて……

少量化したソレを

只、読み耽りたい。読み続けてたい。



(了)08.08.12.→18.10.22.Liteな官能小説や漫画なら読書できる脳に鍛えあげ成功!☆




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