Vanilla
ワンピース姿を見ても、何か言ってくれるわけないよね。

期待はしてなかった。
でもやっぱり心にはズキズキとくる。


「では、いってきます」
 
私は勝手に傷付きながら家を出た。






「つぐみちゃん!こっちー!」
「つぐみー!」

「え」


待ち合わせの駅の改札口、大きな駅ということもあり、中々二人を見つけられずキョロキョロしていたら名前を呼ばれて振り向いた私は驚いた。

穂香さんと愛佳ちゃんだけだと思っていたのに、そこには何故か私服の杉森さんも居て。

「つぐみが本当にお洒落してきた!」

愛佳ちゃんが目を全開にして叫んだ。
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