俺様上司に、跪いて愛を乞え〜彼目線〜激甘編を追加

「ダメ……そんなことしたら、もし風邪気味だったりしたら部長にうつしちゃうから」

もぞもぞと腕の中から脱け出そうとするまゆを、

「……逃がさない」

両腕に閉じ込めた。

「……だって、やだ…もし病気にさせたりしたら、私……」

まだいやいやと抵抗するのを胸に押し付けて、

「うつせばいいだろ」

言って、

「少なくとも俺は、おまえよりは頑丈にできてる」

耳の付け根に唇を寄せた。


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