先輩、気付いて下さい。
またぶっ飛んだことを…

「無理に決まって…」
「そうでもしないと
意識すらしてもらえないじゃん!」


…うん。
まぁ言いたいことは分からなくもないよ。
でもそれが出来ないから
違う方法を考えていたんじゃないの…。


「はぁ…」

思わずため息が漏れる。
それを聞き逃さなかった愛依が


「なんでため息つくのよ~!」

怒っている。


そんな事は気にせず考えていると
授業の始まりを知らせる
チャイムが鳴った。
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