駅と彼
第1章

ガタンゴトンと電車に揺られ、あたしは満員電車に乗る。
眠い
眠い


どんどん過ぎて行く景色をあくびをしながらぼーっと眺める
だるい
学校だるいなあ、
乗り換えだるいなあ、なんて思いながら。


彼に気付くまでは、ずっとそう思ってた。



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