きみの左手薬指に 〜きみの夫になってあげます〜

「……ごめんね、櫻子。びっくりしただろ?
今日はこのくらいにしておくよ」

シンちゃんはわたしから、すっ、と身を離した。
そして、とっても魅惑的な切れ長の目を細めて、微笑んだ。

左目の下にある泣きボクロが、

……なんて、セクシーなんだろう。

思わず、見惚れてしまった。

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