マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
試合も終わって夕方に解散した後、何気にスマホをチェックする。
すると、蓑島くんからメッセージが入っていた。
《勝った》との一言だけ入っていて、思わず顔がニヤケてしまった。
野球部も勝ったんだ…北海道大会に出れるんだ。
やった…!
自分のことではないんだけど、自分のことのように嬉しくなってしまう。
サッカー部も今日は快勝だったし、良いことずくめだ。
…と、調子良く過ごしていたが。
『落とし穴』にハマって、この上ない絶不調になるのは、間もなく。
こうして、サッカー部も野球部も予選が終わった。
上の本選は、あと半月後の10月から始まる。
そういうことで、教室では今まで通り変わりなく、部活ではお互い練習に明け暮れる毎日が続いた。
私と蓑島くんの関係も、相変わらず。
セクハラ…いや、ラブラブ?
…と、言うには遠いカンジではある、今まで通り、そんなに変わらず。
それから、一週間経った日のこと。
「…日曜日?」
「うん。明後日の日曜日」
蓑島くんはウンウンと頷いている。