先生。
司から目をそらすことができない。
「だからもう、俺にすれば」
「え…」
「1番近くでお前のこと見てきたつもり。あいつに比べれば、ガキだし余裕なんてないかも知んないけど、お前を泣かせない自信あるよ」
心臓の音が、耳の奥で響くくらい大きく鳴る。
「潤が頼るのは、俺だけでいいよ」
時が止まった。
司が真っ直ぐに私を見る。
「本当に…意味わかってる…?」
「言ったろ。俺の自由には期限があるって。だから少しでもお前にかけてんだよ」
「…私かけてもらうほど良い子じゃないよ。それに司にも本当に好きな子が出来るかもしれない」