先生。
どうしても信じられなくて、もう一度…
もう一度だけ…準備室に向かった。
まだ間に合うはず。
先生はまだいる。
あんなのが最後なんて、絶対嘘でしょ先生…
あんな手紙残されて、先生への想いが断ち切れないまま、私が幸せになれるわけない。
廊下を曲がってすぐ、準備室の扉に寄りかかる人が私の視界に飛び込んだ。
「あんたなら来ると思った」
何で…?
「未練がましいクソビッチ」
何で…
何であんたが…
「ミラ…ちゃん…」
「フリーの気分はどう?色んな男と遊べて楽しいんじゃない?」
私を見下すようにあざ笑うミラちゃん。
嫌な予感がして、この女の顔を見るだけで嫌悪感を覚えた。
「まさか…全部あんたが……?」
「なんの話?私は譲先生に真実を教えてあげただけ」
「なにそ…」
「あんたがクソビッチだってことを、ね」